2007年05月04日

粉瘤再発1999年の3

1999年6月22日 紹介状を持ってクルマに乗り、1時間かけて大病院の皮膚科へ。受付してから延々と待たされる。世の中には、こんなに病人が多いのかと驚く。

やっとオレの番がきた。
オレの首の後ろにできた粉瘤の集団を見て、先生は、「よくまあ、こんないっぱい作ったなあ」とおっしゃる。
ベツに作りたくて作ったんじゃないけどなあ、と心の中で答えつつ、オレはへらへらしていた。
写真を撮られて、注射器で採血。これは、手術のための血液検査である。耳たぶもカミソリで切られて出てくる血液が何分で固まるかを調べたりされた。

7月5日の午後に手術予定が組まれた。アテローマは7カ所。一人じゃ手に負えないので、先生が二人がかりで手術するらしい。


  「粉瘤再発1999年の4」へ続く
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粉瘤再発1999年の4

1999年7月5日 会社を早退し、クルマに乗って大病院へ。
本日の手術は本格的で、ちゃんと手術室でやるのだ。こんな大げさな手術はオレにとっては初めてだった。

13:00過ぎに手術室へ。手術着に着替えて、看護婦さんの誘導で手術台へ。仰向け状態で待っていると、両手の肘から先を上に向けた格好で先生2名入場。2人がかりで、7カ所の粉瘤アテローマ)を切除する。うつぶせにされ、首の後ろだけを露出してあとはすっぽり布をかぶせられた。ライトが点けられ、いきなり暑い。

親方の先生が後輩っぽい先生に向かって手術の段取りを説明。7個の粉瘤のどれをどっちが切除するか決めた。

「まず、局所麻酔をうつ」と親方の先生が宣言する。
「先生、注射の前に亜酸化窒素とか吸わせてくれないんですか」とオレ。
「亜酸化窒素って、笑気か。手術終わったらクルマで帰るんだろ、笑気なんか吸わせられないよ」

 残念。一度吸ってみたかったのだが。亜酸化窒素。


【亜酸化窒素】参考:Wikipedia

常温常圧で、無色の気体。酸性である。香気と甘味がある。麻酔作用がある。水に溶けると次亜硝酸となる。窒素の酸化数は+1。
二酸化炭素の310倍の温室効果ガスであり、京都議定書でも排出規制がかけられた。

温室効果ガスであったとは、本日まで知らなかったぞ。

そんなわけで、親方先生、麻酔注射をまず1カ所打った。痛い。
しばらく間をおいて、数箇所にわけてチクリチクリと打っていくがだんだん痛みを感じなくなっていく。

「いま、キミの首を針でプスプス刺してるけど、痛いかい?」
「いいえ」
「よし。麻酔効いたな。切り始めるか」


先生は二人とも、水上オートバイの趣味を持っているらしく、そんな話や世間話をしつつ、メスを動かしている。勤務医でも水上バイクが持てるのか、さすが医者だなと思いつつ聞いていた。
局所麻酔だから、音ははっきり聞こえる。自分の身体の一部の組織が切り取られる音も聞こえる。

「よし1個とれた」
「ほい、またとれた」
「おお。きれいにとれたな」

などと会話しつつ、二人の先生は、オレの粉瘤を取り除いていってくれ、1カ所ずつ、縫ってくれた。

1時間ちょっとかかったろうか、俺はうつ伏せで身動きできないまま、布の下で汗をかいていた。とにかく暑かった。

「よし完了」

身体にかけられていた布が取り去られた。
「起き上がっていいよ」
オレは叫んだ。
「看護婦さん、ビール」

咽が渇いて、まさに生ビールが飲みたかったのだ。
手術室にいた先生2人と看護婦さんは笑ってくれた。


こうして、手術は終わり、着替えて、清算のために待合室で座っていたら、麻酔が切れ始め、痛みが襲ってきたのだった。


手術をしたのが7月5日。
7月7日。クルマで1時間かけて病院へいき、消毒。
7月9日。クルマで1時間かけて病院へいき、消毒。
7月13日。クルマで1時間かけて病院へいき、抜糸。あとは自宅で毎日、ガーゼを替えるようにいわれ、薬局でマイクロポアテープというのを買えといわれ、それを買って帰る。切除した腫瘍は、念のため病理検査にまわされていたのだが、結果はやはりアテローマであるとのことだった。

以上で7カ所の粉瘤切除手術は終わった。

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2009年05月02日

アテローマ(粉瘤)再発。化膿したので切開手術。3240円。

アテローマが巨大化し、化膿した。今日から私は連休だが、近所の医院の皮膚科は午前中だけ診療している。自転車にのって、朝8時に皮膚科へいくと、本日は予約されている方のみです、と張り紙がしてあったので、いったん帰ってきた。

9時から診察開始なので、9時前に電話をいれ、アテローマが化膿しましたと告げると、予約なしでも見てくれるという。自転車にのって医院へ向かった。

1時間ほど待たされ、名前を呼ばれた。先生は顔なじみである。前、円形脱毛症になったとき、お世話になった。


首の後ろの化膿したアテローマをみせると、うーん。もっと早く来てほしかったなあといいつつ、ここまでくると切って、中身を出すしかないねといわれる。

前に、県立病院の皮膚科で麻酔なしで、アテローマの切開をされたことがあったので、麻酔してくれますよね、と頼んだ。

あたりまえです。ちゃんと麻酔しますと、先生。

前に、麻酔なしで切られたことがあったもので、とオレ。


ははは、痛かったでしょう。それは。と先生。

おもむろに隣の部屋へ誘導され、昇降式ベッドにうつぶせになった。

首の後ろに麻酔注射を打たれた。痛い。何箇所かに麻酔を打っていく。

痛い。でもだんだん痛くなくなってきた。


じゃ、切りますよ。はい、絞ります。ほら。こんなのが詰まって
たんですよと、血まみれのどろどろの内容物を見せてくれた。

じゃ、皮膚の下にガーゼを詰めておきますから、明日の晩、家族の方に引っ張り出してもらってださい。
そのあとは、消毒して、軟膏を塗って、滅菌ガーゼをあててもらう
作業を毎晩行ってください。

1週間後に、また来てください。

とのこと。

今日は風呂には入らないほうがよいですね。と先生。


今晩、飲み会なんですが、と聞くと、かまいません。飲んでください。

とゆーことであった。


こうして、久しぶりのアテローマの切開手術は終わった。

会計は、請求額3240円(負担割合 30%)でした。

処方箋をもらって、薬局へ。

オラセフ錠 のみ薬 細菌の感染をおさえる
消毒薬 イソジン液 10% 20ミリリットル
塗り薬 ゲンタシン軟膏 化膿どめ

薬代 計740円でした。

もらった薬。
写真はクリックすると拡大します。

P5026195.JPG


いまこのブログを書いているが、麻酔がきれてきた。
ちょっと痛い。

自宅でのガーゼ交換に続く。





 



















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2020年12月31日

粉瘤と付き合いながらいきていく


粉瘤人生の私です。

粉瘤、アテローマ、アテローム、脂肪のかたまり?

気付くと皮膚の下に米粒大のグリグリしたしこりがある。



そのままにしておくと、だんだん肥大化。さわっても痛くない。



さらに放置していると、いきなり炎症を起こし、赤くなり、ズキズキ痛み出す。そして、最悪の場合は破裂して膿が出てしまう。



これがアテローマ、あるいはアテローム、またの名を粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)。

四十数年生きてきて、このアテローマが顔にできたり首にできたり尻にできたり。切開したり、切除したり、破れたり、馬油を塗ったり、自然に消滅したり。
とにかく、きまぐれなアテローマ(粉瘤)という皮膚病と、わたしは長い付きあいです。

粉瘤は面疔(めんちょう)とはちょっと違います。

脂肪のかたまりともいわれたりしますが、正しくは粉瘤(腫)です。

私の粉瘤アテローマ体験は、右のカテゴリから選んで読んでみてください。

首の後ろに複数の粉瘤ができちゃって、それを切除手術した記録は、

⇒「粉瘤再発1999年の1

から読むとわかりやすいです。

その後、また再発して、2009年に切開手術を受けました。その記録は、

⇒「アテローマ(粉瘤)再発。化膿したので切開手術。3240円。

から読んでみてください。

粉瘤などにまけずにがんばろう。

化膿すると痛いですけどね。

私の治療記録が、粉瘤になっちゃった皆さんのなにかの参考になれば幸いです。





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