2007年05月04日

粉瘤再発1999年の4

1999年7月5日 会社を早退し、クルマに乗って大病院へ。
本日の手術は本格的で、ちゃんと手術室でやるのだ。こんな大げさな手術はオレにとっては初めてだった。

13:00過ぎに手術室へ。手術着に着替えて、看護婦さんの誘導で手術台へ。仰向け状態で待っていると、両手の肘から先を上に向けた格好で先生2名入場。2人がかりで、7カ所の粉瘤アテローマ)を切除する。うつぶせにされ、首の後ろだけを露出してあとはすっぽり布をかぶせられた。ライトが点けられ、いきなり暑い。

親方の先生が後輩っぽい先生に向かって手術の段取りを説明。7個の粉瘤のどれをどっちが切除するか決めた。

「まず、局所麻酔をうつ」と親方の先生が宣言する。
「先生、注射の前に亜酸化窒素とか吸わせてくれないんですか」とオレ。
「亜酸化窒素って、笑気か。手術終わったらクルマで帰るんだろ、笑気なんか吸わせられないよ」

 残念。一度吸ってみたかったのだが。亜酸化窒素。


【亜酸化窒素】参考:Wikipedia

常温常圧で、無色の気体。酸性である。香気と甘味がある。麻酔作用がある。水に溶けると次亜硝酸となる。窒素の酸化数は+1。
二酸化炭素の310倍の温室効果ガスであり、京都議定書でも排出規制がかけられた。

温室効果ガスであったとは、本日まで知らなかったぞ。

そんなわけで、親方先生、麻酔注射をまず1カ所打った。痛い。
しばらく間をおいて、数箇所にわけてチクリチクリと打っていくがだんだん痛みを感じなくなっていく。

「いま、キミの首を針でプスプス刺してるけど、痛いかい?」
「いいえ」
「よし。麻酔効いたな。切り始めるか」


先生は二人とも、水上オートバイの趣味を持っているらしく、そんな話や世間話をしつつ、メスを動かしている。勤務医でも水上バイクが持てるのか、さすが医者だなと思いつつ聞いていた。
局所麻酔だから、音ははっきり聞こえる。自分の身体の一部の組織が切り取られる音も聞こえる。

「よし1個とれた」
「ほい、またとれた」
「おお。きれいにとれたな」

などと会話しつつ、二人の先生は、オレの粉瘤を取り除いていってくれ、1カ所ずつ、縫ってくれた。

1時間ちょっとかかったろうか、俺はうつ伏せで身動きできないまま、布の下で汗をかいていた。とにかく暑かった。

「よし完了」

身体にかけられていた布が取り去られた。
「起き上がっていいよ」
オレは叫んだ。
「看護婦さん、ビール」

咽が渇いて、まさに生ビールが飲みたかったのだ。
手術室にいた先生2人と看護婦さんは笑ってくれた。


こうして、手術は終わり、着替えて、清算のために待合室で座っていたら、麻酔が切れ始め、痛みが襲ってきたのだった。


手術をしたのが7月5日。
7月7日。クルマで1時間かけて病院へいき、消毒。
7月9日。クルマで1時間かけて病院へいき、消毒。
7月13日。クルマで1時間かけて病院へいき、抜糸。あとは自宅で毎日、ガーゼを替えるようにいわれ、薬局でマイクロポアテープというのを買えといわれ、それを買って帰る。切除した腫瘍は、念のため病理検査にまわされていたのだが、結果はやはりアテローマであるとのことだった。

以上で7カ所の粉瘤切除手術は終わった。

posted by 粉瘤オヤジ at2007年05月04日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 粉瘤(アテローマ)の手術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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